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ルームシューズ ストーリー #3

「編み物とは」

フェルトルームシューズ

仮設で編み手の方とルームシューズに関する相談をしたり、
また編み方を教えているときの笹久保さんはテキパキしていてとても元気。
そして、朗らかな笑顔。とても楽しそう。
東京で教えていらっしゃる編み物教室でも、きっとこんな雰囲気なんだろう。

ふと、笹久保さんに聞いてみました。
笹久保さんにとって編み物は?好きなところはどこですか?

「編み物はいいところが沢山あると思うんです。まずは誰でも、糸と針さえあればできること。本当に最小限の道具ですよね。」

手編みがさかんなペルーでも同様のことを聞いたことがある。

編棒と毛糸さえあれば、家でも山の上でも、どこでも編むことはできると。

ルームシューズ

「それから時間。編み物は、糸を編むと同時に、空気も編んでいるんですよね。もしも、悲しい気持ちのときに編み物をしていたら、肩に力が入って編み目は自然ときつくなっていて、自分の気持ちを客観的に感じることが出来ます。感情が入るんですよね。人生を映し出しているような気がします。だから好きなんでしょうね。」

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笹久保さんにとって、「編み物」は気持ちを表現する一つの手段なのかもしれない。楽しい気分の時の編み物は自然と笑顔になるし、また悲しい時には癒しのひと時を与えてくれ、そして朗らかな気持ちになる。

「編み物」はパワーを与えてくれる。
だからこそ、沢山の人にその素晴らしさを伝えたい。
それを伝える相手は、年齢や場所も関係ない。

「編み物の輪をひろげる」

「この4年間で皆さんの技術は本当にぐんぐんあがっています。こちらがびっくりするほど。」

この技術は出来れば絶やすことなく、ずっと上げていきたい。
自分が好きなもので、人を笑顔に出来ることは嬉しいと話す笹久保さん。

room shoes

「編み物」が好きという人が増えたら、その輪はもっと広がっていくだろう。
今回(社)あむえこねっと/SO MUCH♡プロジェクト 様と協働させていただき、
針と糸という最小限の道具が生み出すものはとても大きいと、改めて感じさせられました。

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商品の詳細はこちら 春先足元の冷えに ウールのフェルトルームシューズ


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